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アリス・イン・ワンダーランド。
2010年アメリカ映画。

駄目だ。
ミア・ワシコウスカという新しい女優を発掘した。
それ以外に良いところがない。

まず、3Dいらない。
その技術を生かしきれてない。

そしてキャラが立っているのはいいけれど、一人ひとりの登場時間が短いから愛着が湧く以前。
だから変なやつが多いだけに見える。

そしてシナリオ。
不思議の国だからって何でもあり過ぎ。
支離滅裂だ。

ティム・バートンの個性が悪い方向に働いた結果。
どうにかシザーハンズのようなものが作れないのだろうか。
期待しているよ。

点数は61点。
3D映画の発展を大いに足止めすることになるだろう。
期待が大きいだけに。
あー、勿体無い。
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2010年の作品。
自伝を元に映画化したらしい。
つまりドキュメンタリ。
そこが映画に向かない。

まず前半のさくさく進む展開から後半のウダウダへの流れ。
テンポが本当に悪くなる。

そして岡村隆史主演。
彼はどうして主演に使われたか。
愚直なイメージを与えることが出来て、体当たりの演技をさせることが出来るから。
その体当たり演技自体がとってつけたような感じなので、本作でいらない。
そもそも大変なことをさせて客の心を掴もうなんて、高校の部活か?って思う。
それを使う監督も、喜ぶ客も問題だ。

点数は60点。
沖縄イメージアップ映画。
松雪泰子の明るめなキャラを演じきったことに脱帽。
本当にかわいかったな。
これは思いがけない力作。
素晴らしい映画。

なんだろう、夫婦って。
そんなことを投げかけ、ある程度の答えを用意している。
それってすごいこと。

それを感じることが出来たのは良くできた脚本。
そして、俳優たちの努力によるものだと思われる。

リリー・フランキー、木村多江。
この両名は映画初主演らしい。
それでこの出来か、恐ろしい。
むしろそれだからこそ、素朴な演技が出来たのかもしれない。
絵を大事にしている映画だけあって、細かい美術も良いと思うし。
年間見る映画の中でトップクラスをねらえる邦画。

点数は69点。
魂の作品である。
あっぱれ!!

原題はRAMBO。
まさに原点回帰的作品。

とにかくど派手アクション。
とはいってもスタローンはガトリングをぶっ放しただけ。
明らかに走れない、動けない。
だが面白い。

ランボーもついに女のケツを追っかけることを覚えた。
いいことですね。
時代を感じる。

殺戮のインパクトとスピード感。
それしかないが、それだけで十分な映画。

点数は65点。
なにやら次回作もあるらしい。
それはそれで期待。
スタローンが製作、脚本、監督、主演。
それでもいいものはできるんだ、ビックリ。

藤沢周平原作作品。

今回は監督が篠原哲雄。

まずまずいい映画。
めずらしく、女性主人公の映画。

この作品の雰囲気がいい。
なんと言うことはないがクセが無い。
映像と音楽の気持ちよさに比重が置かれている模様。

シナリオもけっこう悲しい時代の社会の話だけれどもそれなりの衝撃。
日本人の奥ゆかしさを映画にしたという感じ。
そもそもメインの二人の関係性なんて日本人だからこそ理解できるものの、外人から見たら他人に見えても仕方が無い程度。

点数は64点。
配役が現代的過ぎたかも知れない。
なんか時代劇に見えない。
山形振興ムービー。
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