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連休ですが、家でだらだらと本を読む日々であります。
本来であれば、もう少しくらいは華やいだ日を送りたいと、心から思っていたのでありますが、己の心の弱さ故、自己嫌悪に陥りながら、何の行動もすることはできす、結果、本を読んでいるのです。

そもそもスタートからしておかしかったのであります。
いや、本音を申せばそれ以前からでしょう。

4月の中頃、私は「体調が悪い、仕事が忙しい」などと戯言を吐き、2回も約束をブッキングしたのが、そもそものはじまりでありました。
その2回とも、約束を台無しにしたあと、何か酷く後ろめたい気持ちになったことを覚えております。
今回は外してはいけないものでなかったか、となぜか背筋を這う感覚に苛まれました。
そしてそれは今も続いております。

そして3度目の正直と心を改め、連休に入ったか入らぬかの頃にお誘い申したわけでありますが、答えは、些細なことは気にしないと言わんばかりのNoでございます。
想像するところによると、怒らせてしまったのではないかと思います。

こういうときは逆の立場になって考えて見ろとよく聞きます。
そこで、私もそうしてみたのです。
それまでは、体調が悪いはさておき、仕事が忙しいというのはちゃんとした理由になるような気がしていました。
しかし、逆の、つまり、そう言われた立場になってみますと、非常に腹立たしくありました。
約束は約束です、基本的には果たすものでありますし、仮に難しいなら、もう少し誠意を示して謝罪する必要があったように思います。

どうしてこう思うのかと言えば、3度目の約束を不意にされた際、私も非常に腹立たしく思ったからであります。
聞くまではやんわりとその日の約束を取り付けていた気持ちでした。
それで実際その日に様子を聞いてみれば、今日と急に言われても難しいとのこと。
では、明日ならどうかと問えば、明日にならなければわからないとのこと。

実はその時点で私は既に大方怒っていたのですが、我慢しました。
そして翌日連絡がありました。
内容は、今日は仕事が終わりそうに無いから無理とのこと。

仕事が忙しい?何を言っていると正直思いました。
それなら前日頑張るか、後で頑張れ、その調整すらできんのかと思ったのです。
その瞬間、あぁ、自分が申した仕事が忙しいというのは何の理由にもならないな、と自分の行いの愚かさに気付いたのです。
私は、この以前に2回も連続で約束を反故にしました。
なんと愚かなことをしたのでしょうと悔いました。

何とか謝りたいとも思いましたが、誠心誠意物事を申すことに不慣れであります。
不慣れなど理由にならないことも知っておりますがそうなのです。
おそらく、謝れば軽く謝ってしまうことになるでしょう。
なぜなら私が謝るということは、順番の前後はあれど互いに約束を反故にした間柄であるから、相手を責めることにも繋がるのです。

恐らく互いにそのことに気付いているのでしょう、互いに何の連絡も交わしていません。
そのことが、また何かおかしいのです。
お互いに何の連絡も取り合っていないのに何か恐ろしい感覚があるのです。
この感覚にはなぜか信憑性があります。

これらを考えれば、最初に約束を反故にした私の責任が一番大きいのであろうことはわかります。
だからと言って、連絡を取るにしろ、そのことに深く言及することができません。
恐らく、簡単な関係回復を望めばそれは可能でしょうが、何かの遺恨が残るのではないかと思います。
だからといって今のように、何もせず、浅はかな牽制をしているような状態は最悪でしょう。

どうすれば良いのかはわかっておりますので、あとは行動するのみ。
このままでいることは、互いに、自分の器量の無さを示すことであります故。


そんな自分は、文庫で出た白石一文の「神秘」を早速読了し、上巻にあった主人公の「不寛容で怯懦」という言葉が、自分自身のこの胸に深々と突き刺さる矢のようだと感じたのです。


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