自分の中で流れる時の早さが加速し、少し前のことも、もう思い出せない。
これはみんなそうであるならば、様々な約束や思い出も色あせやすくなるのだろう。
そして、いつか何とも思わなくなり、カレンダーを見ても、はじめから何もなかったかのようにただ通り過ぎるのかもしれない。
もう今年も半年だが、既に起きた様々のことは、もう忘れてしまった。
一年前のことならなおのこと、それより前なら更にそう。
そうやって人はただ、時間の過ぎゆくままに生命が続く限り生きるだけだ。
ただそれだけのことなのに、残したい思いは歴史や伝統、文化などになり、関係ない後から生まれる世代の人生に影響を与える。
そのことに是非なんてものはないが、生命とは他の動物を見てもそうだけど、特に何ということはないんだなと思う。
意味が無いことをそのまま受け取れる人は前向きで、そうでない人は息苦しそうにしているように見える。
明日は「記憶の渚にて(白石一文 著)」が発売予定だ。
そうやって読みたいと思える本がたまに新しく出る予感があるだけで、未来に対する希望があると思える。
つまり、好きなこと、興味のあることがあるうちは本当の意味での絶望ではない。
音楽を聴くことも好きだ。
一人で出来ることの良さは、基本的に健康な体さえ有れば、飽きない限り、そのものごとを続けられる可能性が高いことですね。
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