タイトルどおりの作品。
裁判もののドキュメントです。
筆者が裁判所に通いつめて感じたことをただひたすらに書いていく作品です。
ですからテクストは非常に身近というか馴れ馴れしいです。
まさに自分用メモ。
それがリアルくささを演出してるんですが、ハリがないのも確か。
最近は裁判員制度などにより注目されている司法がテーマ。
読んだ感想としては、裁判って全然厳粛ではないですね。
人の人生が決まるのも慣れれば作業です。
これは仕方の無いことだけど、現実に知らされました。
そして、基本的な裁判の考え方も少し分かった気がする。
これは予想と違うことも多く興味深い。
まぁ、それだけ。
裁判について知りたいならもっと良い著書はいくらでもあるような気がする。
悪くは無いけど、決してオススメはしないかな。
膨張してみたくなったことだけは確かです。
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