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何かに触れて、その感想がメインの日記
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今回は面白い。
非常に面白い。
べた褒めできます。

何がいいって未羽ちゃんの話だったから。
今まで長いこと主人公の頭病みだった過去のヒロインのお話。
主人公はそのため非常に感傷的。
そしてネタばれ避けるけど、予想を裏切る内容。
勢いあってぐんぐん読み進めてしまった。

それにテーマもいい。
賢治の世界観を大胆に広げて夢の世界です。
そして、結びの部分のキレイさも過去最高。
スリリングで美しい作品です。

このシリーズ読んでて良かったと思いました。
次は番外編らしいから適度に期待しないで、ラストに備えます。

ラストは最近、隅に追いやられてた先輩の話。
上下巻使うんだからこれでもかって濃さがほしいですね。

野村美月さんはいいですね。
内容は普通だけど、文章が非常に読みやすい。
まさしく、ライトノベルって意味の人だと思う。
へんなとんでも設定をライトノベルの定義にしないでって個人的には思います。
よし、続き買ってくるかな。
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奥田秀朗の直木賞受賞作。

個人的な感想はインザプールと全く一緒。
驚くほどに一緒。
内容のクオリティ上がったわけじゃないし。

しかし、新鮮さがなくなったな。
当たり前だね、2作目だから。

インザプールから飽きが来ることはわかっていたけど意外に早かった。
この作家はともかく、このシリーズはこのままだったらもう読みません。

とかいいつつ、暇になったら読みやすいから読むんだろうな。
奥田英朗です。

精神科医の伊良部がいい味出してます。
この前読んだバチスタに似た感じかな。
そして、精神に異常をきたした患者と向き合う?作品。
毎度、テンプレ的な治療法ですが中々面白い。
自分も神経内科患者だから、内容的にたまにそわそわすることあるけど、そう思える時点で世界に浸ってるってこと。
ボク異常者じゃん、半分気づいていたけど。

コピーライターだっただけ合って、起点の利く発想だと思います。
なんか斬新です。
そのぶん普通の文章力は若干怪しいけど。

短編集的な感じでサクッとひとつの話が終わります。
それゆえか、サクサク読んでしまう。
飽きてしまうまで止まらなく、飽きたらそこで終わりって感じかな。

でも次回作の空中ブランコは直木賞とってるから期待できそう。

やんでる患者は、かなり現代病的な要素が強いから読者も何かしら共感してしまうんだろうなぁ。
文庫の表紙はセンスあるなぁ。
あと、この作者野球ネタ好きね。

西尾維新です。
果たしてどうなんでしょう。

この作家が評価されているのは20歳という点が大きく関与している気がする。
仮にもメフィスト賞を取ってるんだからね、もう少し期待してた。

別にへたくそなわけではありません。
しかし、大きい肩書きを支えられてない気がします。
独特の文章とかインテリくさい知識。
そこのファンが食いついたんでしょう。
しかし、僕には普通に見えます。
どんな文章を書いても、その作家の本質的な文章力は現れて来るんではないでしょうか?
その点において普通。
エロゲの那須きのこにしろ、コレ系の文章って何で受けるんでしょうか?

シナリオも、キャラとミステリーの結びつきが低い。
キャラパートは普通で必要性ないし、ミステリーはレベルが低い気がする。
500ページ使う内容ではない。

とか何とか言いながらそれなりに楽しめたのでもう数冊読んでみますかね。
結局、作品の否定をしてるのではなく、社会評価の批判をしてるだけです。

このミスで鮮烈なデビューをし、その後も映画化、ドラマ化まで侵食しだした作品。
世の中の盛り上がり方がすごいんで手を出してみました。

はい、めっちゃ面白いです。
エンターテイメントの極みですね。
小説的というより、娯楽的です。

白鳥。
白鳥、白鳥。
この男が全てです。
強烈なキャラクターの中でもこの男は特に素晴らしい。
上巻には登場しないんで、最初のほうはまぁまぁだぁとか思ってました。
だけど、下巻が始まった途端、こいつのせいですごい怒涛の展開です。
上巻で田口が下地を作り、下巻で白鳥が暴れまくる。
この作りがうまいです。

また、医療技術や、現在の医療制度などにもかなり突っ込んでるんで、時代に合ったテーマなのも受けている原因だと思います。
トリック、犯人の動機なども悪くはないんで大丈夫。

インタビューメインでキャラの特性をうまく引き出したのが勝因ですね。

きれいな文章を書く人ではないけれど、グイグイ読ませる力強い文章が印象的です。
ささいなミスなど気にせず、臨場感で勝負できる力があります。

300万部売れる意味が分かりました。
確かに衝撃的です。
「このミステリーがすごい」ではなく、「このミステリーは面白い」というほうがしっくり来る作品。
とにかく上巻さえ読みきれば下巻が待ってます。
読みましょう。
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