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おれはこの白夜行の原作および、TBSドラマを愛している。
だから敢えて言うけど、この映画は最悪だ。

まず一番駄目なところ。
基本的な作品の解釈が間違っている。
主人公二人に加え笹垣はあんな発言、行動は間違ってもしないだろう。
どんな境遇でお互いを頼りにして生きてきたのか、これからどう生きていくしかないのか。
その姿を見せられて、刑事である笹垣はどう思って何のために行動するのか。

世の中なんて信じられたものじゃなくて、でもその中で人生を生きていかなければいけない。
そんな味方のいない彼らの人生で、一人だけ早くドロップアウトをすることを良しとするだろうか。
そしてそれを知ってしまった人間は、そんな悲しいが大きな罪を背負っている子供を見て、救いたいと思ったとき、こんな日の当たった人間の立場からアプローチするだろうか?
つまり浅い、思考が完全に浅いのである。
少なくとも原作やドラマは、その点を深く表現したから評価が高いのではないか。
俺自身はそう思ってる。

その他として、シナリオの改編、入れておかなければいけないはずのシーンの取捨選択。
そこら辺がめちゃくちゃ。
ずいぶんと安易にハートフルな作りになっている。

深川栄洋監督は完全にブラックリスト入り。
良かった役者は、小池彩夢。
相変わらず狂気の演技をする。
早く復活してほしい。

点数は42点。
愛故に最低評価。
尺の問題からして難しかったな。
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李相日が監督。
吉田修一が原作。
久石譲が音楽。

聞いただけですごいけど中身もすごい。
主演深津絵里、妻夫木聡。
これって夢?
そんなレベルで豪華。
そして、なんと個性がかみ合ったから生まれる爆発それもある。
心をふるわせる映画。
恋愛の難しさっていろいろな映画に取り上げられるけど、これは段違い。

男性が見ても女性が見てもそれぞれの楽しみがある作り。
おかしくね?
何段階もの深みがある。
また見よう。

点数は69点。
愛っていいものだ。
そう思いたくなるハイクラス映画。
映画的な演出とは少し違った新しさがある。
これは映画新時代を作る出来だ。

とにかくおいしいところを隠したりしない。
まずネタバレですべてが始まる。
それは善し悪しだけど、それを生かせてるこの作品は勝ち組。

中島哲也監督って完全にコメディ畑だとおもってたけど、ごめんなさい。
幅広いな。
映画系にとどまらず多方面のメディアに強そう。
そんな作りしてる。

個人的に子役はよくできてる。
演技がうまいのか引き出し方がうまかったのかはどちらともいえない。
そして、松たか子微妙。
この作品の主人公の重みは確かに難しい。
だけど、ちょっと足りなかったかな。
惜しい。

点数は69点。
明らかにその年を代表できる映画レベル。
だがもっと化けそうだし、これが出来過ぎでもあるし・。
とにかく旧世代の映画人を新時代に連れて行ってくれる作品。

割かし最高だ。
漫画は学生時代に読んだ。
その年頃の青春時代にフィットしたなかなか良い漫画だった。

そして、数年の時を経てこの映画。
まず、映画化されたことが意外、原作はたった2巻。

それで映画を見てさらに意外。
男(種田)と女(芽衣子)のそれぞれの違う視点をうまく再現できている。
この部分だけは無理かなと思ってたのに、多少バランス調整をしてしっかり整えた。

それでバンドものという映画では面倒な内容を宮崎あおいをはじめ主要キャストが熱演。
独特の雰囲気をよく作れた、役者万歳。

点数は66点。
若者の青春バイブルとして、また新しい世代を刺激してくれるソラニン。
良い映画、漫画に出会った。
この映画の冒頭を見た瞬間に、エンタメ至上主義が遂にここまで進んでしまったかと思った。
これでは完全にテレビレベル。
NHKの受信料とかを無視すれば、テレビは無料である
映画は1500円程度かかる。
この差は甚大である。

だから、映画には品が有り風格があった。
それが差別化されていた。
しかし、この映画はその垣根を打ち破ってしまっている。
これって映画は特別、贅沢故の見るときの期待、ドキドキ感を奪ってしまうのではないか。
面白い、面白くない関係なしにその品って文化だと思うんだよね。
それを固持しろというわけじゃない。
だが、時代は確実に変わりつつある。
象徴的な映画。

まぁ、最後まで見れば意外に普通に映画でしたよ。
点数は62点。
かるーくショッキングでした。
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