見ました。
それでなんですけど一言、
「どないせぇっちゅーねん！！」

キャラクターの描写が薄いまま進む展開。
それによりリアリティーを失うシナリオ。
それにより役者の演技がうそ臭く見える。
そして映画としての全ての演出がネタっぽく見える。
という末路を開始５分で迎えました。
悲しいことです。

この映画はさすがに無いっす。
イベントが勝手に起こって勝手に消化されていく。
なんなんでしょう。
物事には因果があり、全てのことにはキッカケが必要なはずです。
それを飛ばされても受けては何も感じることガ出来ません。

というか窪塚が前に出すぎです。
こんな演技しか出来ないですね。
今回はさすがにやりすぎかな。

点数は４５点。
見ないほうがいいでしょう。


フィクションについて。
当たり前のことだけどフィクションは、フィクションなんです。
嘘なんです。
ありえない展開を迎えるんです。
だから、それで何かの感銘を受け手に与えるわけだから物語に引き込まなければいけない。
ある意味、騙さないといけない。
それを、この映画が怠ったかなと。

人物の心を理解し、そこにロマンを求める。
当たり前のこと。
最初から間を取られても、受け手が浸れないと意味無いんです。
なんかキャラが無いんです。
生きてないんです。
どうしようもないです。

よくわからんけど、行動の結果ばかり求める傾向があるんではないかな？
ケータイ小説とか、そんなだと伝え聞きました。
画面の関係上、会話、行動ばかりで構成されると。
最近の受けては、結果が与えられれば、それを深く読み取り心理まで理解して泣けるんでしょうか？
それなら素晴らしいことです。

ボクのような旧式な人間はプロセスに美観を見出します。
いろいろな言葉を用いて補足してくれないとわかりません。
時代遅れなのかな？
出来ればそうではないと思いたい。
文字媒体のあり方にまで関わってくると思います。
難しいですね。

三谷幸喜作品です。
今回も良いですね。

非常に大仕掛けの群像劇。
非常に良質の笑いの連発。
最後にいい気分させてくれる話。
人間同士の巧妙なトリック。

ふつうに質が高いです。
いやぁ、期待くを裏切りませんね。
でも、最後のオチの部分が間延びした感じはあるかな。
アレだけ登場人物がいたら仕方ありませんが…。
プラマイ計算しても非常にプラス。

三谷作品としても豪華な作品だなという印象。
スケールも広いし、お金もかかってる。
キャストとかも本人のオリジナル人選ですしね。
個性的でいい監督ですね。

点数は70点。
いい仕事してますねぇ。

ジャンレノはかっこいいっすなぁ。
本当にあこがれますよ。

なんか有名作っぽいから見てみました。
面白いことは面白いです。
サスペンスとかアクションの中間なのかな。
両方が混ざったような作品でした。

内容はなかなか興味深い内容でしたね。
ちゃんとほっくり返せば、練りこまれてる印象を受けました。
でもそれを描ききれてないような印象を受けました。
少しばかし、見る側にとっては優しくない出来かもしれません。

名前を良く聞く割には微妙でしょうかね。
いい作品であることは確かですが…。

点数は61点。
まぁまぁです。

ナチスの収容所のお話です。
そこにいた人の体験談ということで。
まぁ、作りもそんな感じでした。

ある個人の視点のみの真実なんで、もちろんのこと視点が狭い。
そして情報が端的です。
確かに酷いことが行われていたことやルールの違いなどがあるのは分かります。
しかし、それ以上のものが伝わってこなかったというのが印象です。

なんか、当たり前のことだと思う。
別に暴力とかモラルの欠如とかの反発するわけではないけどさぁ、ある社会から隔離された組織は、社会のルールからはずれることは明らかです。
そこにいる権力の強い人に都合が良くなるのは当たり前です。
こんなこと戦争関係なしにどこでも起こっています。
だから悪い言い方をすれば予想の範囲内でした。

映画としては眠くなるというやつです。
脈絡無くただ垂れ流されても困るんですけど…。
点数は53点。

というわけですが、簡単に言うと面倒です。

メグライアン出てます。

女性が見るべき映画というのが一番強く残った印象。
何故かと言うと殺人事件モノですが、比重が置かれているのはそこではありません。
ヒロインの心理描写なんです。
恋らしきものとか、セックスとか、身内の悲劇とかいろいろあります。
それらは演出のためのいろいろなパーツと言った感じ。
ですから、女性視点なんです。
だから、ボクは難しいと言うか、女の子ってこんなん好きだよねと言った見方しか出来ないっす。
その時点で女性にはそれなりの評価を得られそうではありますが…。

これを見て女性の欲する世界観と自分の欲する世界観の違いに悲しくなります。
構成要素はおなじでも情報としてインプットされる優先度が違うから世界が違うわけです。
人間は子孫を残すために男と女がひっつかなきゃいけないのが道理ですが、よく成り立ってるよね。
ボクには明らかに違う生き物にしか見えません。

点数は58点。
男性は低く評価して、女性は高く評価するでしょう。
これは中間の視点でつけた点数です。

あれやこれや言ってますが、最大の問題は別の場所にあります。
ラブシーン終了後のまどろみで男のチ〇コ丸見えです。
モザイク無しです。
外人です。

これが世界に流通していいんでしょうか？
ちゃんとチェック受けてるんでしょうか？
映画も適当よね。