ゾディアックです。
デヴィッド・フィンチャー監督作品。
その割には面白くなかった。

リアルをと取り扱うことの難しさ。
これに尽きますね。
みんな知ってるからそれなりのもの以上が求められ、体裁を取り繕った挙句映画のよさが残ってない。
仕方ないけど、そのありがちパターンにはまりました。

無駄に長いのがいけない。
2時間半を普通のサスペンスではもてあます。
がんばってたから見れたほうだけどそれでもきつい。

そしてオチについて。
リアルどおりにやってたのか何の驚きも無く…。
スケールが狭い。

点数は60点。
出来る人だけに無駄にでっかい映画作ってそれが図体だけだった結果。
何も言いません。
ゾディアックってタイトルは好きだなぁ。
そうじゃなきゃ手に取ることもなかった。

スウィングガールズです。
久々にひどく激怒できる内容。

スポコンを映画であんまりやんないでほしい。
というかやってもいいけどそれですべてが許されると思わないでね。
怒る人いるよ。

簡単に言えば演技できないことと学生らしい若さが違うと言うこと。
ジャズなめんなってこと。

こんなとこかな。
完全にウォーターボーイズで獲得した人気の上に胡坐かいてます。
マジか、こんな劣化していいのか？

尻切れのシナリオ、手抜きの学生描写、基本的に足りなさすぎのジャズ知識。
いろいろありえないっす。
悪ふざけに近い。

点数は56点。
怒ってる割に高い。
それは、中二病なのかなんなのか最後にドッカン青春でうるっときたから。
それまでの過程とか結構無視していけた。
自分の映画見る目を疑うわ。
哀しくなった。

この作品ははっきりと見る価値無いといえます。

ザ・センチネル/陰謀の星条旗です。
これは社会派サスペンスではない。
社会派を舞台にした普通のサスペンスだ。
と言っておきます。

マイケル・ダグラス。
キーファー・サザーランド。
この二人です。
豪華キャストと言っても過言ではないでしょう。
そして出来上がった作品はこの二人で作るだけあってサスペンス。
そして普通。
そうだよな、この面子なら予想つくわ。

花がないわけじゃないけど、パンチがあるわけじゃない。
そんなのがお似合いですからね。

本当に洋画サスペンス、アクションの普通。
点数は62点。
見れますけど、そんなテンションあがるわけじゃない。
ダンディな役者は使い方が重要です。
ダブル主人公とかない。

アルマゲドンです。
マイケル・ベイ監督、ブルース・ウィリス主演。

とにかくパニック映画。
それを豪華にしたらこうなる。
いろいろなパニック要素がごっちゃになって、ラブストーリーもどきも追加されて、それでいてキャラもので、ヒーロー的な主人公がいる。
その結果、見ててえげつない作品だなぁと。
別に悪くない部分がふんだんに用意されているのに、中途半端な出来の他の要素が気になる。

とにかくもったいない。
娯楽映画なのに素直に楽しめる吸引力もないし。
もっとポイントを明確にしてほしかったです。

震災ものならそれ、キャラものならそれ。
これはどれ？どこ行きたいの？

点数は63点。
それなりに面白かったんだけど考えると減点要素が多すぎる作品。
こんなイケメン、ブルース・ウィリスの役回りじゃない。

カジノ・ロワイヤルです。
2006年度作品。
ダニエル・クエイグです。

これは007じゃないと多くのファンが思うでしょう。
007の始まりのエピソードだから今まで描いていたイメージでないのが売り。
そんなこと言われてもねぇ。

確かに面白いんですけど、コテコテエンタメボンド世代としては分かりません。
過去にはシリアスな007もあるんで偏ってるのは僕でしょう。
金曜ロードショーに騙されてきたんです。

アクション多めで、スタイリッシュな本作の評価は他の作品を見てボンドをもっと知ってからつけたい。
しかし、現時点では63点としておきます。
後回しよくない。

とにかく今分かったことは深遠の口をあけて007シリーズがまっている。
なんだよ、今がスタートラインなのか。