クラッシュです。
2004年度のアカデミー作品賞受賞作。
ポール・ハギスのテーマは毎度のごとく明確でいいですね。
アメリカの問題の大きな部分は押さえていると思います。
それでこの作品のテーマは人種差別。
もう嫌になるくらいこの話。
僕たち日本人にはあまりなじみの無いテーマですね。
これで苦労している国は多いのは面倒でたまりません。
だってどうにもならないんですもの。
そんなことを思う。
内容はなかなか良かった。
しかし、最後のまとめの部分は今までの流れから乖離してしまっているように感じた。
そこがなければよい群像劇で収まったのでしょうけど。
点数は65点。
十分に見る価値はある。
人種のサラダボウルは最悪です。
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