白夜行映画化に伴って?ドラマ化された本作。
ついにこの作品まで映像化。
いやぁよかったよかった。
それでこのドラマ可もなく不可もなく。
ぼちぼち良い出来をしています。
8話とか中途半端だけど、原作を消化するのにはちょうど良かったんではないでしょうか。
両主役人もそれなりにうまく演技していたし。
だけど、柴田恭兵さん。
さすがだね、あの暑苦しい演技。
先入観だけど、どうがんばっても、はぐれ刑事情熱系。
これだけは、誰が見てもそうだろう、柴田に刑事はもうすでに伝説だ。
ていうか、嫁さんと娘のところに行きたくて死に場所を探している男に振り回された同僚は本当にかわいそうだ。
あと一つだけこの作品の最大の罪。
白夜行とのつながりを示唆してしまったこと。
原作ですら、何もそこには触れない。
誰もが確信しているけれども、明かさないのがいいのだ、美学だ。
それをとってつけた映像化で安易にタブーを破ってはいけない。
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