料理を基軸として様々な人間模様を暖かく描いた映画。
すべてを和やかに暖かく表現している。
とにかく料理がうまそうである。
心を込めて作る料理。
それなのにそれを顧みない仲間。
そして偶にだけど、その料理のすばらしさを再確認。
それが当たり前の状況であり、それでいいのではないか。
人のつながりもそれと同様。
まめに尽くす、しかしそれが報われるのは偶にで良いのではないか。
アクションに毎回答えるようなせかせかした生き方をしなくてもいいのではないか。
裏返して理解すれば、毎回感謝されなくても、たまに相手が気づいてくれる。
それだけで十分報われるのではないだろうか。
料理を通してそこのところをくすぐる映画。
堺雅人は最高の役者だ。
まねしようと思ってもあの表情演技はまねできるものではない。
点数は67点
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