まず思ったことは、この作品は彩の発想が根幹にあるということ。
私は全ての人を幸せにするといったようなもの。
ボクは苦手なんですよそれが。
その理由は、何を、どのようにして、といった点を明記してないからです。
これは既に責任逃れのの上に成り立っている正義なんではないでしょうか?
夢や希望といったものを純然たる正義と訴え、それを人に強要する。
しかし、そのアプローチは自分の立ち居地を守りながら。
ハイリスクハイリターンなことに関して、そのリスクの危険性を伝えずに、推奨する。
インチキ宗教に近いです。
いろいろ言ってますが実は嫌いじゃないっす。
これを主人公がやってたらムカつくんだけど、身近な人間がやるだけなんでプレイヤーの視点は汚染されずに、客観的にみることが出来るから。
まぁ、普通のエロゲと違ったアプローチとか素直にいいと思います。
序盤も面白かった。
絵は嫌いだけど、音楽も素直に良かったと思います。
しかし、話が進んでいくとキャラの存在意義とかが薄れだして、ひたすら続く一言名言集になります。
浮かんではすぐに消えていくテーマに一貫性が無い。
ということですが慣れてきます。
最後には端的な情報の集合でしかないのにそれなりのところに落ち着くし。
キャラでは秋代に共感できました。
ニートもそんなに悪く無かったし。
ギャグは現代のオタク向けの感じ。
遊〇王とかね。
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