我らが岩手の夢追い人、宮沢賢治の作品です。
人間社会の無常さと自然の素晴らしさを表現させたらこの作家を超えるものはあまりいないと思うんです。
社会と自然に苦しめられて育った作家ですからね。
なんかかなり思想や経歴を知ってると、賢治作品は本人の中身そのままだということを感じれます。
賢治には人間くさい話がいくつもあり共感してしまう。
自分のなりたいものを目指してもなれない苦悩とか好きですよ。
そこで本作品は賢治の中でもトップクラスで好き。
いつ読んでも心に響いてきます。
ジョバンニとカムパネルラの二人に共感し、
銀河鉄道を旅をする過程の出会いに共感し、
遊びの部分が多いから読者がいろいろ思うことが出来る作品です。
美しい世界に浸れる名作だと思います。
記念館にいってこようかしら。
正直5回以上行ってる気がする。
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