クレイマー、クレイマー。
ダスティン・ホフマンが天才的。
ヒューマンドラマをやらせたら天下一品。
往々にして夫婦、家族には起こりえる話。
それをテンポ良く、取り上げる部分を間違えずにかいつまんだ。
だから心奪われる。
自分がいて家族がいて、それなりの優先順位がありつつ全てを愛している。
だから面倒なんだと思う。
それは解決して大団円になるものでもない。
だから安易なハッピーエンドでないこの作品がすき。
映画、つまりは物語的ではなく、とある家族の断片を切り取った感じがすき。
つまり、この作品がすき。
とにかく心に響く作品が見たかった。
そしてこの作品はその思いに応えてくれた。
それだけで満足。
点数は69点。
文句なしの名作。
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