砂と霧の家です。
これ傑作認定。
素晴らしい作品です。

何より設定が素晴らしい。
そしてその優れた設定をうまく調理してシナリオを完成させたこと。
かなり難し買ったと思います。
両方立てるための作りというのは…。

そして音楽も素晴らしい。
そして映像も素晴らしい。
演技も素晴らしい。
ジェニファー・コネリーもベン・キングスレーも両方素晴らしい。
特にベン・キングスレーはどうしようもないくらいに素晴らしい。
感服しました。

かなり悲しいお話。
家族、地位、お金など人には捨てられないものが多くあるということを痛感させられます。
特におっさんサイドは切なくなります。
社会性のある映画です。

点数は69点。
見ましょう。
感動物の中でもかなりのオススメです。

しかし、納得できない点。
「いえ、これは私の家ではありません」
そりゃあ、あんな家には住みたくないわ。
譲るならばもう少し相手のことをいたわれなかったんでしょうか？
あれじゃ嫌がらせです。

原作から監督まで松尾スズキ。
この人が全ての作品。

笑えないギャグなんですが、笑ってしまう作品。
精神病患者を題材にしたコメディです。

いやぁ、かなり笑えない内容。
それで笑わせる力は素晴らしい。
テーマとエンタメがかなりうまく融合した形だと思う。
キャスト豪華で主演内田有紀ってのもかなりの個性。
それが成功してるから素晴らしい。

コメディ映画でこの出来は素晴らしい。
唯一の欠点はシナリオ構成かな。
そこに関してはかなり微妙。

点数は65点。
中途半端に病んでる人に見てもらいたい作品かな。
自分が笑えなくなり、下らなくなります。
それも貴重な体験かと。
センスがある作品。

ボーン・アルティメイタムです。
ジェイソン・ボーン三部作の完結編。

今回はノンストップアクションでしたね。
良くも悪くも息つく暇が無い。
これまでのシリーズを見てきた人は納得、始めてみた人は意味わからん過ぎでしょう。

個人的にはおもろかった。
カメラワークがかなり動くんでそれが躍動感を与えてます。
シリーズのはじめから終わりまで手を抜かなかったのは評価できます。

マット・デイモンのちょびっとイケメン具合が好きでした。
シナリオはかなり甘かったように感じますが、シリーズトータルで見れば許容範囲内。
音楽も3作目になりおなじみになっていたんで最初からこれこれとテンションあがったし。

点数は65点。
シリーズ通してみましょう。
普通以上には楽しめます。
スタイリッシュなアクション映画。

まず先に言っておきます。
この映画はそれ程悪くない。
しかし、この先に続くのは罵詈雑言。
失礼いたします。

豪華俳優使ったのにしては出来が悪い。
しかも、配役がはずしてる。
きっちりはずしてる。

そして冒頭の部分にしかり要らない部分があまりにも多い。
一回見ただけでわかるのに、いらない部分が残ってる。
冒頭なんか悪い方向にしか働かないくせにネタばれ。
使いたくて使った手法丸出し。
子供か？

シナリオも静か、いや受動的。
あまりにも。
それにしてはキャストが…
何回も言ってすみませんが本当におかしいんだぜ！？

まぁ、監督さんないですね。
これなら僕のほうが…、といってしまいたくなる。

点数は62点。
駄目なピンポイントがあまりに露骨過ぎるだけで、仕事してるスタッフさんがしっかりたくさんいるのでこの点数。
駄目だ～。

マシニストです。
クリスチャン・ベールが脅威のダイエットで挑んだ作品。
俳優魂を感じます。

ところが、ブラッド・アンダーソン作品。
可もなく不可もなく。
この監督には正直センスを感じません。

序盤は良かった。
しかし、中盤から展開の単調さを感じた。
そして終盤のオチが最低ランク。

いかに面白く見たとしてもオチが…。
これはさすがに許容できん。

サスペンスとしての作り自体はそれなりに出来ています。
じゃあ、もっといいもん出来るだろとか思ってしまう。

点数は61点。
これは高くみてこの点数。