シュール系のコメディ作品ってあんまり無い印象だから新鮮だった。
しかし、これ系に言えることだが良い部分が悪い部分であり手放しでほめることはできないっす。
それは、良くも悪くもダラダラしてるところ。
雰囲気としてはいいけどね。
たまに画面から顔を離してしまうくらい垂れ流し。
個人的にはありだと思うけど、点数化してしまうと伸び悩むんですよね。
しかも、単発ギャグをつなぎ合わせたような話なんで谷間がある。
仕方ないけど、もっとそこを練りこんでも良かったかも。
キャラの相関図とかも意外に近くないところも多いし、統一感にかける。
とかいってても、笑わせてもらった。
爆笑じゃないけど、クスリとした場面は多い。
それだけでこの作品はいいのかもしれない。
妙に青春したりする部分も恥ずかしいけどよいと思う。
作り手の狙いにははまったのかもしれないっす。
点数は64点。
見る価値はあると思う。
蔓延する中途半端な王道よりははるかにマシ。
ただひたすら浅野忠信がかわいかった。
やばい、評価上がった。
一人で見るべき作品。
もちろんいい意味で。
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