相変わらず死んだような顔に定評のある山田孝之。
絶望を背負った青年役をやらせたら右に出るものはいない。
東野圭吾原作だし、白夜行もやってるし、この二人は相性がいいのか。
そんなこんなで内容は、たいしたことない。
本当にありきたり。
山がないならそれなりの面白さを付加しなければいけません。
なんとなくいい感じですむと思うなよ。
山田孝之が好きじゃなければ苦痛になる映画かも。
作り自体は普通なんでシナリオですね。
原作知らないけど、映画脚本が悪いのか、原作が悪いのか?
原作って確か評価高いし、それといってそれを当てには出来ないし。
なんともいえない映画。
唯一すごいと思ったのは、終盤の玉山鉄二の泣くシーン。
この演技だけはかなりのレベルです。
大御所並みの風格があった。
こいつに期待したことはなかったけど、いける子らしいと判断。
点数は61点。
小田和正、玉山鉄二のダブルパンチで決着です。
見ればわかる、ラストだけはなかなかだ。
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