この作品の良い点はテーマ選別。
そして、そのテーマの広げ方。
コメディ要素をしっかりキープで意外にまともなことやってる。
しかし、逆に納得できないのはオチ、後半のまとめ方。
確かにコメディ的ではあるけど、これまでの展開と明らかにコメディの質が異なる。
あぁ、手抜きしたなぁなんて思われても仕方がない。
このように突出した要素が相殺しあった結果残るのは阿部寛。
こいつのための映画。
と言うよりこいつが出れば全てそうなるのが恐ろしい。
広末も好きだから着目したいけど、それどころではない。
こいつが笑いの中心から外れることはないらしい。
ということでなんだかんだいってコメディとしてしか楽しめなかった。
テーマがもったいない。
高級食材使って、出来たのがまぁまぁうまいご飯。
これ満足しない。
点数は62点。
コテコテだから初心者向けかな。
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