めっちゃいいです。
ボクの芸術観にかなり近い作品です。
普通の映画ってシナリオを原作からパクってくるんですよね。
そこだけ受け継がれる。
それがキライでした。
でもこの映画が芸術は芸術たる根幹、娯楽の本質を忘れてません。
ボクに言わせればシナリオは大事だけど、一部分なんです。
それが一緒なら再現と言うのは違うと思う。
この作品は遊び心に溢れています。
というかそれが最重要項目。
映画なら映画に出来る方法での遊びがされてます。
しかも、それはあくまで手段であって目的との区別が成り立ってます。
99%の遊び心に1%のメッセージ性。
コミカルとシリアスの混在。
良いですね。
言葉で駄洒落が生まれるくらいに、崇高な遊びだと思います。
点数は71点。
こういったものを大事にしていけば、全てが面白くなると思う。
でも、こんな遊び方は映画と空気のように触れ合っていない人には分からないのかもしれない。
そして、駄洒落のようなものをつまらなく感じる人にもダメかも。
それでもボクはこの作品を押しますよ。
北乃きいってかわいいんですね。
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