バンドで青春時代を過ごしてしまった人は共感できてしまうんじゃないかなと思える作品。
もちろんバンド経験が無くても楽しめます。
何が良いって、瀬戸口さん。
シナリオ、テキストともに光るものを持ってますね。
そして演出も素晴らしい。
ライブシーンなんて、本物のハコにいるかのような臨場感。
客、バンドの熱気共によく表現されていると思う。
共通ルートは、走り抜ける青春。
周りなんて関係ない。
おれたちはやるんだ的な発想が、幼いようでありながら素直に共感できてしまう。
青春時代なんてそれで良いではないか。
そして、個別。
瀬戸口さんゆえのシリアスストーリーです。
だけど、適度な解決と共に、軽やかに清清しくEDに向かう流れなんか、この作品にぴったりだったいように思う。
きらりの最初のルートが一番好きかな。
人が死ねば良いというわけではないけど、主人公が何を感じどうなっていくかが緻密で繊細だったように思うからである。
いやぁ、久々に青春させてもらった。
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