今敏さんとかマッドハウスとか。
カラーが一貫してますね。
そして質も高い。
安心して見れます。

毎回だけど、アニメとして攻めてます。
なかなか曲者の位置を譲りません。

今回は、夢とか現実とか入り乱れてた。
そんな、現実的で幻想的な滑稽な世界。
それを良く作れる。
こんなの、個人レベルの妄想でのみ完成しうる世界観。
褒めてやりたいです。

題材についてはトップクラスで好き。
だけど、なんか勢いに若干かけたかもって印象はある。
でも、かなり好きランクにはいます。

現実なんて、脳がそんな電気信号を感知してるだけだからこんなもん。
みんな縋り過ぎ。
そう思う自分には向いてました。
非常によろしいアニメ。

もう、飽きた。
方向性が全く変わんないんですね。
確かに３部構成はいいと思うけどもうお腹いっぱいです。

過去作品より、下手になってませんか？
一章の会話とか、テンポ悪くかぶせまくりで困りました。
しかも、話自体の整合性の質も落ちたような…。

相変わらず、風景とか季節感とかはいいと思いましたが。
少年の心に飽きてしまった自分にはいりませんでした。
これしかかけないのかな。
まぁ、いいや、短かったしね。

新海誠作品を楽しむにはどれか一つでいいと思います。
たくさん見すぎると食傷気味になるんで。
中高生向けのいい話だとは思います。

スタジオジブリです。
だからといって宮崎、高畑作品を期待してはいけません。
志向が違いますから。
ですけどジブリのいい部分も存分に流れてます。

これはデザートです。
アニメを主食としている人には、新しい発見だと思います。
主食に負けてるわけではありません。
存在意義が違うんです。
新しい思いが出来ると思いますよ。
これが欲しいではなく、こんなのも好きですよって感じ。
似通った味ばかりする主食に飽きたらどうぞ。

なんかアニメ初心者よりは、中級者以上向けかも。
これを最初に見るとアニメ観が変わります。
あぁ、なんか大好きです。

高知の高校生の青春。
でも、何があるわけでもない。
何も無いのに、何かある。
オススメです。

新海誠さんです。
卑怯だぞ。
女の子の仕草かわいいじゃねーか。

友情と恋愛。
セカイ系です。
それに尽きる。

静かな作品。
いい作品。
でも、実際飽きた。
この作品にではなくセカイ系に。

セカイ系は、最終的にピュアな思いに収束する。
自己陶酔にも似た感覚。
だから、それ以外の設定がいかに練りこまれていてもほとんど意味がなくなります。
というか、設定が生きない。
この作品の考えは面白いと思う。
夢が並行世界の観測ってやつ。
そこが良かった。
だけど、セカイ系はセカイ系。
話が長くても短くても変わらないですね。
平均点はまぁまぁだけど、最高値が低い。
皮肉を込めて、安定したジャンルです。

このまま行くなら、新海にもセカイ系にも未来は無いかな。
これは逆ケータイ小説じゃないでしょうか？
ケータイ小説は行動ばかりで、セカイ系は心ばかり。
描かれない部分に浸れるけど、回数こなすと深くないことに気づく。
手がかりすらない感じだもんね。

でも、「秒速５センチメートル」には手を出してみます。
「ほしのこえ」よりは、快感減ったけどまだ他の作品見るより効果高いんで。
次でダメなら手を引きます。
悪くなかったのになんか悲しい。

アップルシードです。
士郎正宗です。

面白いっすね。
最近、何でもかんでも面白いって言ってるけど、悪いところを否定するだけでなく良いところに目を向けるようにしてるからかしら？
まぁ、全てはバランスってやつですね。

人間とバイオロイドの話。
それでもって人間はもうダメだって話。
言ってる意味も分かるし否定する意味も分かる。
結局のところ、生への執着が結果を分けた感じになるのかな？
もうすぐ死ぬなら、人間はダメって言い切れるけど、まだ生きていく人はそれを簡単に認めることは出来ませんからね。
ボク個人としては、どうせ人間は勝手に死滅するんだから今すぐに終わらせずに、いつの間にか取り返しがつかなくなる時まで放っておいたらと言う感じ。

アクションも良く、メカもかっこよくて、ロマンのある話でした。
所々気になるところもあったけど勢いでごまかしてもらえましたし。
凄く娯楽性があります。
士郎さんの作品はロマンがあって好きです。

マトリックスとかに影響を与えたって意味もわかるし。
というかまんまだったし。
いいアニメですね。