待ってたらいつの間にか旧作になってました。
ということで見てみた。
噂では面白くないといわれてるよね。
でも、ボクにとってはしっかりがっつり面白かったんですけど…。
いいたいことはわかります。
悪いというか、宮崎駿作品に比べて劣るところはあります。
でも別物ですからね。
悪いところ。
世界観が完成されてない。
主人公、ヒロインが前面に出てない。
表現力不足。
話の矛盾、急展開。
ということでファンタジー的な側面ばかり捕らえているとミスる。
だけど、テーマしっかりしてるし、別物のアニメ映画だと思うと評価しかできません。
ジブリとはいえ、しっかりした作品を作りたいなら監督の力量は大きな比重を占めます。
それでこれだからアリです。
自然と人間。
生と死についての作品だけど、しっかりしてた。
原作がいいのかな?
息子が親のコピーでなければいけないということはまったくないです。
次回作もぜひ見てみたい。
ひっかかったところ。
非常に宗教的で観念的な自然観。
その分野を専攻しているものからすると、人間も生物の一種類に過ぎず、自然と人間の敵対構造があるわけ
ではなく、このあるがままの状態もまた自然です。
影響力が強い人類が、これからも生きていくために延命治療は必要ですが、それもまた自然であるということです。
まぁ、ファンタジーに突っ込んでも仕方ないのでこのへんで。
でも、この考え方自体は嫌いではないんでアニメはこうあってほしい。
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