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あだち充原作の映画化。
いやぁ、あだち充はすごいなぁ。
べったべたな日本人好みのど真ん中を作ってます。
まじか、まんがでもこれはすごい。

ということですが、映画は駄目。
漫画の手法を一回フラットにして映画の手法に当てはめないといけないのに、それをしてない。
へんに漫画的な部分が残りすぎているので違和感がすごいです。
そして速水もこみちの演技力の無さ。
高校生の設定にも合わないミスキャストだし、どうにもなりません。

シナリオが面白いだけにもったいない。
しっかり映画化したらそれだけで好きになれるのに。

長澤まさみっていろいろできるからって無茶な役回りが多い気がする。
彼女ほどの実力者だから仕方ないけど、今回も役が微妙に合ってないなぁ。

点数は64点。
ほぼ原作にささげる点数です。
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西尾維新。
今回はかなり面白くなっててびっくりした。

癖のある文章なのは変わりないのに読みやすくなってるし、シナリオも流れるように進み、しっかりと機能している。
そして主人公と零崎をはじめキャラがいい感じに面白い。
自分のあり方をベラベラ喋るやつらばっかりでいい感じです。
若いからなのか、ほんと普通にうまくなってて困るわ。
ついつい読んでしまうじゃない。
コレならメフィスト賞も納得です。

トリックとかは相変わらず仕方の無いものだけど、ミステリーとして新感覚の落とし方は成功していると思います。
作品自体がひねくれてるんだからこんなオチが一番落ち着く。
十分楽しめました。

西尾維新節は好きなんで続きも読むことにします。
ミステリーの深さを知りたくなってきました。
他の大御所作家なども読んでみます。
本だとミステリーって映えますね。
我らが岩手の夢追い人、宮沢賢治の作品です。

人間社会の無常さと自然の素晴らしさを表現させたらこの作家を超えるものはあまりいないと思うんです。
社会と自然に苦しめられて育った作家ですからね。

なんかかなり思想や経歴を知ってると、賢治作品は本人の中身そのままだということを感じれます。
賢治には人間くさい話がいくつもあり共感してしまう。
自分のなりたいものを目指してもなれない苦悩とか好きですよ。

そこで本作品は賢治の中でもトップクラスで好き。
いつ読んでも心に響いてきます。
ジョバンニとカムパネルラの二人に共感し、
銀河鉄道を旅をする過程の出会いに共感し、
遊びの部分が多いから読者がいろいろ思うことが出来る作品です。

美しい世界に浸れる名作だと思います。
記念館にいってこようかしら。
正直5回以上行ってる気がする。
砂と霧の家です。
これ傑作認定。
素晴らしい作品です。

何より設定が素晴らしい。
そしてその優れた設定をうまく調理してシナリオを完成させたこと。
かなり難し買ったと思います。
両方立てるための作りというのは…。

そして音楽も素晴らしい。
そして映像も素晴らしい。
演技も素晴らしい。
ジェニファー・コネリーもベン・キングスレーも両方素晴らしい。
特にベン・キングスレーはどうしようもないくらいに素晴らしい。
感服しました。

かなり悲しいお話。
家族、地位、お金など人には捨てられないものが多くあるということを痛感させられます。
特におっさんサイドは切なくなります。
社会性のある映画です。

点数は69点。
見ましょう。
感動物の中でもかなりのオススメです。

しかし、納得できない点。
「いえ、これは私の家ではありません」
そりゃあ、あんな家には住みたくないわ。
譲るならばもう少し相手のことをいたわれなかったんでしょうか?
あれじゃ嫌がらせです。
原作から監督まで松尾スズキ。
この人が全ての作品。

笑えないギャグなんですが、笑ってしまう作品。
精神病患者を題材にしたコメディです。

いやぁ、かなり笑えない内容。
それで笑わせる力は素晴らしい。
テーマとエンタメがかなりうまく融合した形だと思う。
キャスト豪華で主演内田有紀ってのもかなりの個性。
それが成功してるから素晴らしい。

コメディ映画でこの出来は素晴らしい。
唯一の欠点はシナリオ構成かな。
そこに関してはかなり微妙。

点数は65点。
中途半端に病んでる人に見てもらいたい作品かな。
自分が笑えなくなり、下らなくなります。
それも貴重な体験かと。
センスがある作品。
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