AZENです。
唖然です。

なんとなくテレビをつけながらレポートやってたんです。
集中力はレポートに向かってました。

そこでテレビの音楽番組。
変なといったら失礼ですが、ガールズポップバンドが出てました。
驚いたのはキャッチコピー。
「楽器は演奏できないけど…、…はできる！！」見たいな感じ。
後半はあまりのインパクトに飛んでしまいました。

音楽ってなんだっけ？
音を使って表現する場です。
そこで堂々と音楽が出来ないことを言うか！！
じゃあ日本語喋れるだろうから、詩でも書いてください。
まだ、意味が通ります。

商業走るのは肯定的な人間ですが、最低限音楽は音楽であるべきです。
実際、みんな気づいてるところだけど声を大にして言えることではないのでは？
音楽に本気で傾倒している人間として絶望です。

メッセージ性が売りならメッセージだけ伝えたほうがダイレクトなのではないでしょうか？
萌え肯定派ですが、垣根を下げすぎて、根幹まで抜いてはいけません。
あくまで、とっつきやすくなるといった補助魔法程度であってほしい。
このバンドのコンセプトがわかりません。
メイド服恐るべし。

例えば、エロゲ好きだけど、変に総合的に判断すれば、エロゲは文学には勝てないかもしれません。
しかし、それを最初から丸投げして努力を放棄してはいけません。
エロゲは音楽と絵で、プレイヤーの理解を助けて、簡潔でテンポのよい会話メインの文章で、アプローチするのが王道な手法だと思います。
ラノベは挿絵とかわいいヒロイン、ファンタジーな内容でとっつきやすくして、読みやすい文章を作るのが王道だと思います。
このように、同じ文字で仕事してても長所を生かして生きていく道は残ってます。
そして、それはその道に対してのプロであり、立派に文才が求められます。
これで、文字は書けないのにって感じの売り文句で本を出されたのと同じです。
最低限、日本語かけないって言う前にその時間で日本語の勉強しましょう。

一種の作品を作る人間は、その作品を作ることに関して純粋でなければならないと思います。
彼女たちの目的は名を馳せる事かもしれませんが、その手段として音楽を使うなら真摯に向き合って欲しいと思うものです。

まぁ、全てはその作品を評価する人間に委ねられてるわけですが。
責任があります。
自分の意見は純粋です。

ここで一言。
ボクの友人がいつも言うひとこと。
「良いものは良いからね！！」
彼に文句があるわけではなく、私的な見解ですが、否定させていただきます。
言いたいことは分かります。
でも毎回、ボクは思うんです。
いいものをいいものとして見抜く能力が無い人間にはそんなの判断できないです。
客は、金取る側と同じ責任を背負ってます。
その自覚が必要だと思います。
映画とか、音楽とか文学とか正当な評価を受けていません。
何が正当な評価か？という根源的なテーマは置いておいて、最低限の表現能力など数値化できる範囲内でも問題あるのに、その作り手が有名人だからなどといった理由で評価が変わります。
そのジャンルでは明らかにアマでもいいんですよ。
評価者は、自分の得意ジャンルのみで意思表示して、不得意ジャンルでは黙ってるくらいがちょうどいいというのはさすがに言いすぎですね。
民主主義ではありません。
まぁ、ボク個人は自分の領域では声を大にして主張しますよ！！
それだけです。


あぁ、無駄な時間使った。
レポートが終わりません。