完全に社会派です。
内容が悪いジョーク過ぎます。
ここまでただシリアスに描かれると笑えません。
面白く作ろうという姿勢はわかりますが正直からまわり。
内容は陪審員制度モノです。
そこに関する知識はかなり怪しいものがあります。
しかし、この作品の真価は他の場所にあります。
日本人の描き方です。
もう終わってると思うんだ。
そう思わずにはいられません。
融通が利かない日本人的な頑固が12人。
話し合いはすぐにわき道にそれ何も生まれない。
これが話し合いの本質です。
しかし、進めばいいとは思わないので、こうあるべきというより、こうあることしかできないんでしょう。
意見に多面的な見方を用いるための複数人も、すぐに目の前の情報に流される真実。
これしか道が無いにしても、これは最低だな。
点数は60点。
良くも悪くもこの程度しか評価できない作り。
仕方ないことを仕方ないといわれても、何も変わりません。
嫌いではないっす