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日本、香港、オランダの合作映画らしい。
それで納得。
この映画は邦画の範疇ではない。
海外から見えるトウキョウはあまりにも虚無である。
街と人が別離した世界、幻想都市。
背景が黄昏色で人々が瓦解しているさまが印象的である。
家族でありながら、あまりにも共有するものが少なかった。
その結果としての崩壊なんだろうな。
心が離れすぎている。
自分の中にいる他人がどれだけの割合を占めているか。
そこのバランスが崩れるからこうなる。
こうなることも間違いでは決して無いが。
やはりリストラされると家族には話せないものなのか?
自分は話せない人種だと思うが、話せる人種はおもったより少ないのかもしれない。
最大の父親としての義務。
それがシンプルだけに他に逃げることができないのだろうな。
難しいけど、自分にも起こりそうで怖い。
会社は冷酷であるだろうから。
点数は63点。
静かな映画の難しさ。
どこかで人を惹きつけないとその後が厳しい。
力は十分にあった。
作り方を少し変えれば名作かもしれない。
惜しい、以上。