大友監督をはじめ、スチームボーイスタッフが製作に携わった作品。
短編ながら極上です。
インタビューでスタンドバイミーを意識していたと言ってました。
それはわかりますが、僕の感性では「ズッコケ三人組」シリーズを思い出しました。
少年のころの愛読書です。
基本的な部分はまんまだと思います。
今、流れ行く時間を真正面から突き進んでいく少年たちと、時間の流れからドロップアウトしてしまった大人の織り成す物語。
対象年齢はかなり高いんではないでしょうか?
まず、少年向けではありません。
子供のころの宝探しの新鮮さはかけがえのないもので、大人から見ればたいしたことの無いものです。
どの両者の共存がここのあります。
思わず少年時代を振り返り浸ってしまった。
大人は子供の夢を作らなければなりませんね。
少なくとも男の子の夢をオヤジが壊してはいけません。
少年時代に戻りたいと思う反面、自分は満足な少年時代を過ごせたので後世の夢を作りたいと思いました。
10年後に見たいと思える作品です。
PR