ツォツィです。
アカデミーの外国語部門だかなんかで選ばれたみたい。
自分が不幸な境遇で育ったからって、他人を不幸にすることに何の嫌悪感も持たない主人公が、赤ん坊と生きていくことにより人間性に目覚めるという話。
しかし、主人公はそだてもしないし何もしない。
そして、近場の女に赤ん坊を預ける。
つまり何が言いたいのかというと、この作品は赤ん坊が主人公を変えたのではなく女が主人公を変えたということ。
なぜなら、セリフに「赤ん坊を返したらここに戻ってもいいか?」と女に聞くし。
人間の優しさ、そして母性を求める主人公。
そうするとこの作品の広告の仕方は間違っていることになる。
ただそれが言いたいだけ。
勝手な主人公が勝手に生きる話だけど面白かった。
点数は64点。
短いながらヒューマンドラマとして成立している。
個性はないがなかなかのもの。
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