少し前にはやった、リリー・フランキーの小説をメディア化した作品群のひとつ。
話は大体知っていましたが楽しめました。
感動モノの映画をみてもそれ程心が動かない僕にとってはこれは感動したほうです。
オダギリジョーはもちろんのこと樹木希林が素晴らしく良かった。
闘病のシーンや日常のシーンなどドレも評価できます。
その脇を固める役者も大体がいい。
ゆっくりした雰囲気を楽しむ映画だがこのスローな感じも効果的だったし。
他の作品よりも明らかにゆったりしてました。
それでいて主人公の半生を振り返るから時間がかかる。
しかし、抽出している場面もよいから文句なし。
ヒット作は娯楽に特化した結果、それ以外が弱すぎることが間々あるがこれは違う。
しっかりしてるなぁと。
本気だなぁと。
点数は66点。
しっかりしたヒューマンドラマが見たい方へ。
昨今の邦画の中ではたいしたもの。
オススメですね。
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