邦画です。
行定勲監督です。
この人の作品はそこまで相性が良くなかったはずだけど今回は来た。
きました。
なんというか映画が生きてます。
人が細やかに描かれています。
人の心理は行動や所作に直結していて人間らしい様がたくさん見れます。
そして、それらの集合体として存在している世界がまたいい。
雰囲気を極めてますね。
素晴らしい群集劇といえるでしょう。
明確なわかりやすいシナリオは無いんですけどね。
なんか人が描かれてるだけで映画ができる。
主人公とヒロインが何したわけではないです。
それでもいい映画はできるんです。
そしてこれは青春です。
いい年こいたからこそ浸れるものがあります。
そこで特筆すべきは麻生久美子です。
非常に貢献してます。
あの物憂げな目線はやばいです。
好きになりました。
点数は71点。
感傷に浸れますよ。
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