レオン完全版。

リュック・ベッソンの最高傑作であることは間違いない。

ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマン。
この二人は最高の演技が出来ていた。
そう確信している。
また、ジャン・レノもまずまずいい。

非常に美的な映画。
なんかね、浸れるんだよ世界観に。
鼻につかない感じの哀愁、共感できる作品。

世界は汚いのに美しい。
ありのままで魅惑的なものだ。

役者の表情、カメラワーク、音楽。
どれを取っても変えられない価値がある。

点数は71点。
至高の映画である、ぜひ見ましょうね。

塩田明彦監督の人生をかけた作品。
それなりの題材と気合はそろっている。
しかし、時代物は感性が問われるから難しい。
そう思った。

なかなか力作なんだけど、フィーリングが少し合わない。
それって時代物では大問題。

個人的には黄泉がえりのほうが好き。
3部作を狙ってるらしいけど、新作でないのが心配。
出たら見ようかな。

点数は62点。
次回作で化けたら化けそうな映画。
今回はハズレだけど。
妻夫木は正直向いてないと思う。

０９年映画。
シャーロック・ホームズ

ロバート・ダウニー・ｊｒとジュード・ロウ。
なかなか売れそうである。
それが狙いだろう。
誰でもそれなりに楽しめる娯楽作品。

本作はコメディである。
なのになぜ音楽がかっこいい？
たまに凝ったとり方をする？
そのせいでおしゃれに仕上がってる。
これって失敗だろう。

そしてシナリオも山の持ってきかたの構成や、そもそもの脚本自体おかしい。
何かがつまらない。

点数は63点。
とにかく豪華にそれなりのものを作った。
たまに映画を見る人は満足できるだろう。
しかし、いつも映画を見る人は不満たらたら。

イメージはつまらなくしたパイレーツ・オブ・カリビアン。
それなりの満足ってそういう意味。

映画館で後ろの女性2人がうるさかった。
しかし、彼女たちは感動したらしい。
それはよかった。

ただただ質が劣化した。

なんというか、唯一の個性すら投げ出した。
これは富豪刑事ではない。

何がしたかったのか。
本当に不明だ。

だから見るのに1年近く費やしてしまったんだろう。

まぁ、もとがそんなに面白いわけでもないので、期待しないで見れるだろう。
深田恭子っていくつになっても変わらないね。

まとめ。
前作から無駄と必要な部分を取り去ってすでになんだか分からない系？

フランドルです。
フランスの戦争映画。

BGMとかも少なく、登場人物を素朴に撮る。
いいですね、フランス映画。
人間が生きてる気がする。

中身は良質戦争映画。
映像的な派手さはないけど、そこにいる兵士を描くことは十分に出来ていたのではないか。
僕は満足できた。

戦争は兵士を変え、民間人をも変える。
それは悪でもないし、正義でもない。
ただ、そうなる意外に無い。

少しぶれたテーマがこの映画の懐を広げたのではないか。
結果的に上手くいってよかった。

点数は６５点。
名作戦争映画をある程度見つくしてから１年以上時間を置いて見るとこの作品が美しく見えるだろう。
いやぁ、戦争映画はハズレ率高いから、今回は助かった。