これをひとつの独立した映画としてみるならば意外にそれなり。
しかし、この作品は過去のドラマをみてきた人たちを対象にしているのが明らかであり、そのファンたちに魅せるものとしては、なかなか素晴らしいものだと思う。
というか、カテゴリーを映画とドラマどっちにする迷うって話。

ＨＥＲＯは面白いドラマだった。
その作品が6年の月日を経て映画として帰ってきた。
これで、この出来は素晴らしいと思う。

ニュアンスの問題なので書ききることは出来ないけど、ＨＥＲＯが面白いと思う根源的なところの再現が出来ており、映画という違う舞台を想定した話としてもうまい作り。
かなり、ドラマくささは残ってるけどこれはどうしようもない問題でしょう。

無駄に豪華なゲストたちははっきり言っていらないと思うけど、スケールの拡張がテーマだった感じが見ててビシビシ伝わるから良しとしますか。

ドラマの映画化ってのは、大体こける。
映画を生かせてないし、戸惑った挙句、元のよさまでも消してしまうことが多いから。
その点に関して、非常に評価に値するのがこの作品なので、ドラマと合わせてみてもいいんでないかね。

少し世界設定を変えて、近未来化させたＳＦ映画。
しかし、作り込みが甘いね。
制度の必要性は理解できるし、良いと思う。
しかし、現実問題としてそこに踏み切った背景が無いと説得力が無いです。
そして、そこ以外に影響が無いのもありえません。

とかなんとかいいつつ遺伝子の保護という名目はおもしろいと思う。
それなりの題材にはなってくれてます。

しかし、このスローペースなじっくり構える作りは眠くなります。
半分はラブストーリーだから仕方ないですけど。
そこらへんが減点対象。

点数は59点。
なんかこうなるのは仕方ないという感じ。
題材が導き出す答えはこれでしたか…。
娯楽要素ないし、深いテーマも無い。
ティムロビンスがかっこいいだけ。

ソラリスです。
ＳＦです。
リメイクのほうですみません。
まぁ、詰まらん御託はここいらで…、最高じゃないか！

スティーブンソダーバーグ
ジェームズキャメロン
ジョージクルーニー
なんとも豪華です。
この面子でリメイクしてしまうほどに名作。

ＳＦの醍醐味ですね。
全てが根底から崩れて、何を基点にすればよいかわからなくなる。
あり方を決めるには、明らかに何も足りていないラスト。
こんな人間が、「ここはどこ？、私は誰？」と言いたくなってしまうんでしょう。

この作品は2週目から旨みが出てくるんでしょう。
とはいえ、一周目からやばいですけど。
喜んで二週目が見たい作品はめったに無い。
半年くらい寝かせてもう一回見てみようと思います。

点数は６８点＋α。
この点数はあくまで基礎点です。
もっともっと高くなるでしょう、2週目を見れば。

最近、敢えて傑作ばかり見てるから幸せです。
頂上ばかりで、下を見たくなくなります。

ソラリスというなの幻想に身を任せても仕方ないです。

伝奇モノですね。
しかし、よく出来てます。
雰囲気は素晴らしい。

唯一にして最大の欠点は絵が崩れてる所だと思うけど、そこさえスルーで切れば良作以上です。

豪雪地帯での、姉との恋物語。
そこに山の民などの伝奇要素が足されたもの。

姉に対して盲目的な主人公。
美しい姉。
そして雪国に生きる人々。

そこいらがいい感じに強調されてます。
BGMいいですし、主題歌いいですし。
テキストもそれなりには安定してますし。
意外に欠点少ないです。

舞台が上山だしね。
好感持てますよ。

個人的にはTRUEエンド以外は微妙だけど、まぁそこも愛嬌。
決して悪いわけではないです。
ビビっとこないだけ。

まぁ、伝奇モノが好きな人だけ手を出せばいいでしょう。
どうしても水月の雪さん√とかぶってしまうな…。
これ系が好きな人種なんでしょうか？

最後になんか官能的なエロさがありました。
これって姉ゲーだから背徳感？

ティアーズオブザサンです。
ブルースウィリス主演です。

良いアクション映画。
このくらいの映画を期待してアクションを借りますが、平均点はずっと下になる傾向がある中、これには満足できました。
アクションパートが非常に多く、戦争モノのポイントをしっかり押さえてます。
ちゃんと戦う戦争モノを期待するならこれで問題ないでしょう。

シナリオに関しては、良くも悪くも目立つところがあり、トータルで平均点かな？
軍人設定って難しいですよね。
どうしてもありえねーって方向にしないと映画になりません。

点数は64点。
戦争ブームがまた来たから、最初に当たりを引いてよかったです。
あぁ、サバゲーしたいなぁ。