これをひとつの独立した映画としてみるならば意外にそれなり。
しかし、この作品は過去のドラマをみてきた人たちを対象にしているのが明らかであり、そのファンたちに魅せるものとしては、なかなか素晴らしいものだと思う。
というか、カテゴリーを映画とドラマどっちにする迷うって話。
HEROは面白いドラマだった。
その作品が6年の月日を経て映画として帰ってきた。
これで、この出来は素晴らしいと思う。
ニュアンスの問題なので書ききることは出来ないけど、HEROが面白いと思う根源的なところの再現が出来ており、映画という違う舞台を想定した話としてもうまい作り。
かなり、ドラマくささは残ってるけどこれはどうしようもない問題でしょう。
無駄に豪華なゲストたちははっきり言っていらないと思うけど、スケールの拡張がテーマだった感じが見ててビシビシ伝わるから良しとしますか。
ドラマの映画化ってのは、大体こける。
映画を生かせてないし、戸惑った挙句、元のよさまでも消してしまうことが多いから。
その点に関して、非常に評価に値するのがこの作品なので、ドラマと合わせてみてもいいんでないかね。
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