ついさっきおこった面白いことです。
ボクは3時間くらいの暇を持て余していました。
そして体力も低下していることから一時間だけ仮眠を取ることにしました。
そしたらなぜかボクの部屋で友人が二人、ボクのことをおちょくって出て行きました。
その光景にボクはこれが夢であることを確信しました。
ですから、ストレスも溜まっていたこともあり、夢の中でおちょくられた怒りもあり、遊び心で部屋をめちゃくちゃに荒らしました。
でも夢だから現実に支障は出ません。
そんな確信がありました。
そしてボクは夢の中で暴れ疲れて寝転がった瞬間に家のベルがなりました。
その音はかなりリアルで、ボクは瞬時にこれは現実世界のベルが鳴ったんだと確信しました。
でも、ボクは現在、夢の中にいます。
玄関の扉を開けていいのでしょうか?
この世界は夢なので扉を開けて誰もいないか、新しい夢が展開するか、そもそも開けられないのか、もしくは夢の中で扉を開けることによって現実の眠ってる体も部屋の扉を開けてしまうかもしれません。
ないとは思いますがもし現実に支障が出たら問題です。
その行為は寝ている人間が動く、つまり夢遊病ですから。
しかし、この瞬間でアタマを現実に引きもどして扉に出ることは不可能です。
そんな短時間ではアタマも体も機能なんてしません。
無理やり動かすだけのメリットもありません。
ですからボクは夢の世界で玄関の先にいる人が諦めて階段を降りて車で去るまで聞き耳を立てて、じっとしていました。
音が去り、いなくなったのを確認して脳みそをゆっくりと現実世界に引き戻しました。
ボクは部屋で寝ていました。
そして、現実の世界でポストをあけるとつい二分前に荷物の不在通知が入ってました。
つまり現実のベルに間違いないようです。
つまり、夢の世界と現実の世界がリンクしていたという確証が取れました。
もし、あの時、夢の世界で扉を開けていたならどうなっていたんでしょう?
とても怖いです。
飛躍的な話をすると、夢の中で現実の世界に触れると、その狭間に囚われてしまうのではないでしょうか?
あの時何か試していたら面白かった。
でも、また同じことが起きたとしてボクはまた、扉の向こうのヒトをやりすごすのでしょう…。
だって、すごく怖かったですから。
現実ではありえない未知数の可能性がその瞬間には詰まっていたと思います。
こんな体験あと何回できるのでしょう?
もう、出来ない可能性のほうが高いのかもしれません。
ついさっきの体験をするなんて、寝るときも、ベルが鳴る直前も、ボクはどの瞬間にも予想することなんてできませんでした。
面白いものですね。
PR