なんだかんだで先延ばしにしてた作品。
凄いのは聞いていた。
いいじゃないっすか。
本格的な映画だなーって思った。
開始数分にしてクオリティが違うのを感じた。
この映画は外れるわけない。
基本的に子供がメインなんで知らないひとが多かった。
でも演技力あった。
有名俳優を使うとどうしても先入観が産まれるから同じ演技ができるなら全く知らない俳優が出てるほうがいいんだなって知った。
長男役の子供はなかなかのものだったと思うよ。
そして皆有名になっていく。
こんなガキいるよって本当に思うような行動とかセリフにリアルを感じた。
つまりこの映画の日常の世界に引き込まれました。
こういう映画をみると誰が悪いんだろって考えてしまう。
だれが加害者でだれが被害者かと。
だけどそれは間違ってると思う。
見る側面によりどちらの存在でもあるから。
現に僕は主人公である長男を被害者だと思ってない。
かわいそうとも思ってない。
義務とか権利とかは実際に保障されてはいないんです。
責任を問いただすのは裁判だけで十分。
この映画は母親と長男などを美化しすぎだと叩かれてるみたいだけど個人的にはその意見を否定したい。
母親とか誰かを悪く描けば彼女などに責任をおしつける結果になってみんなが悲しい子供たちだったと考えるから。
押し付けが酷い映画になってしまう。
そこの所を考えさせるようにする為に積極的には悪人代表はいないんだと思う。
いろんな意味でこの映画はすごい。
けど後半の部分はそこまで良いとは思わなかった。
最後までクオリティを持続して欲しかった。
まぁ、映画はラストシーンに向かっていくのだから無理な注文はやめます。
点数は72点。
非常にオススメ。
嫌な思いはせずに何かを考えてしまうでしょう。
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