渡辺謙が自分で言ってるだけもあって力のこもってる映画。
アルツハイマーです。
これ系の作品の中ではまともだと思う。
変に感情に流されずにやってる。
アルツハイマー患者を抱えた家族とかにも見せたみたいだけど反感が少ないのはそのためでしょう。
具体的にどこに力いれてんのって言われると本人の家族をを含めた身内、その症状、自分自身。
美談では済まされないこの問題に忠実だと個人的には。
快く理解できるわけないし、ある程度の割り切りと悲観が永遠に付きまとうものです。
そこらへんの抜かりがないですね。
点数は65点。
ここまでできてるなら、へんな感動要素とか引っこ抜いて症例をまとめたビデオまでいけるやもしれません。
まぁ、広く知ってもらいたいという意味ではこのままの形がベストですが。
本当にアルツハイマーって怖いです。
現在をどう生きるかということを考えさせられます。
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