2010年映画。
作り手が好きなものを並べたらこうなった。
どんな音楽が好きですか?
どんな地域が好きですか?
フィーリングがあった人だけテンションあがる仕様。
そもそも何が起点になりどこへ向かっているのか分からなかった。
点でバラバラの好きなものの集合体をひとつの作品に昇華させなければならなかった。
その方法は、あからさまなチグハグを増やしうまくごまかすことなのか。
リアリティが必ずしも必要なわけではないが、緊迫感が重要な本作においては不可欠だったはず。
それなのにあれだけ凡ミスあるってどうなのよ?
唯一ほめられる点は堺雅人の演技。
これは見る価値ある。
彼だけ本当にてんぱってた。
だから周りから浮いてしまった。
かわいそう、堺雅人は何も悪くない。
点数は62点。
実力はあるのに使い方を180度間違えている。
惜しい以前に悲しい。
エンタメ要素を強調しすぎて、はじめから壊れてたものがさらにぶっ壊れた感じ。
ある意味、気になる映画。
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