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久々の映画ですね。
「アイデン&ティティ」
バンドものってことで食いついちゃいました。
僕は音楽にはうるさいよー。
というわけで見てみたら、ツェッペリン!!ディラン!!
あーあ、ジャストミートじゃん。
僕のテリトリーでは文句は言わせませんよ。
んで話の内容はというとバンドマンの苦悩です。
売れる曲作れだとか、自分のやりたい音楽とは?みたいな感じ。
はっきり言ってありがちな王道テーマっすね。
僕も高校生の間は「ああだ、こうだ。」と文句ばかり言ってた気がする。
恥ずかしくなっちゃう映画だね。
映画的にも未完成な部分を多く残して、荒削りさを表現してた感じかな。
点数は61点くらい。
完成にはほど遠いけどやりたいことは嫌いじゃありませんよ。
あえて辛口で言うとよくあるバンドもの。
これで映画に関しては終わり。
だけど今の僕は音楽についてどう考えてるんだろって思ったのでダラダラ書いてみたいと思います。
これは僕が勝手に思ってることなんで頷いてくれなんて思いません。
昔は、「売れる曲なんてクソ喰らえ、J-POPなんて消えろ」っていう若者っぽい考えだったけど、今はそんなこと無いよ。
まず、他人の聞いてる音楽に文句を言わなくなった。
オレンジレンジとかって言われても平気です。
丸くなったってことですね。
なんで文句言わなくなったかって言うと、気性が穏和になったってこともあるけど音楽について厳しくなくなったのが大きいね。
音楽を本気で聴いてる人(抽象的ですみません)ってのは芸術のひとつのあり方っていう捉え方をするけど、日本の大多数のリスナーは音楽をエンターテイメントやアミューズメントとして捉えるから、その二つのタイプの間で文句が生まれるんです。
だって音楽番組はテレビのゴールデンタイムで放送されるけど、絵画などの他の芸術番組はやらないでしょ。
つまり音楽はテレビ番組において違う捉え方をされてるわけです。
どっちかっていうとお笑いに近いんでしょう。
お笑いはエンターテイメントだしね。
だからバンドマンとかが「日本の音楽は狂ってる」とか言いますけど、僕は狂ってないと思います。
エンターテイメントとしてはレベル高いと思うし。
芸術ってのはあまり理解されない少数派な感じの方がいいと思います。
芸術は正しいとか間違ってるとか人それぞれなんでみんな本気で音楽に付いて考えたら意見が割れてテレビで放送なんて出来ないし。
でも僕は「日本の音楽は狂ってる」って言う人間が大好きです。
ここからは「素晴らしい音楽」と「ダメな音楽」について。
人それぞれなのに、皆が感動する音楽と、皆が良くないっていう音楽がありますよね。
あれはなぜ起きるのでしょう?
僕はわかりません。
ロックなどでは感情の爆発などということが要因のひとつにあると思いますが、ただギャーギャーやってるのとは違うんですよね。
聞いてる人には、なぜか本物だけが響くんですよね。
う~ん、難しい。
音楽って音を通じて表現するものなんだけどいろいろな表現手段があるよね。
感情の爆発じゃなくても、テクニカルなある意味、冷静なバンドから感動をもらうことだってかなりあるし。
芸術って全く定義の無いものだから、その中でいいものを作ろうとする人たちはすごいですね。
結局、心のメカニズムについて解明しないと答えは出ないのか。
ギターの音だって空気の振動なのにいい音とそうでない音ってあるしね。
けど一つこれは正しいと思えることは、いい音楽は本気で音楽やってる人間からしか生まれないんですよね。
これまた不思議。
だけどそれでいい。
というわけで何のまとまりも無いまま終了しようかな。
明日は浅井健一さんのライブです。
たのしみ