映画化もされ話題の作品です。
森博嗣さんです。
この作家さんの経歴いろいろ見て見ましたがすごいですね。

そして実際に読んでもたわけですが、面白いです。
文章力ハンパ無いっす。
自分の内面に語りかけるような非常に静かで淡々とした話なのに、グイグイ引き込まれていきました。

主人公視点のキャラの見え方が絶妙ですし、主人公の心理描写もいい。
何気に捨てにかかってるタイプの人間をこんなに美しく表せたのは脱帽ですね。
なんかフィルターを通すときれいになるんだよな。
底がこの作品の魅力。

面白かったんで続き読みます。
なんかゲーム化するみたいです。
しかし、ＡＣＥみたいにフライトシュミレータにするのはまちがってると思うんだ、作品の内容的に。
だから良く考えて作ってほしい。
キャラゲー的な商品開発が一番売れるのかもしれないけど、すぐなんか見つけてくるんじゃなくて自分で考えてほしいもんです。
最後だけ愚痴っぽくなってしまった。

ＩＮＤＩＡＮＡ　ＪＯＮＥＳです。

ジョージルーカスとスピルバーグ。
なんという作品。

内容は古典的過ぎる冒険アドベンチャー。
これを超えるコテコテさはありません。
どうしたものか。

最後の大団円にしろ、シナリオの流れにしろ笑える。
素晴らしく笑える古典。
トロッコのシーンなんて童心に帰ってしまいました。

たまに見たくなってしまう作品かもしれません。
夢が詰まってる子供に見てほしい映画。

点数は65点。
結局のところ突き詰めれば何でも面白いです。
効果音にしろ昔のバラエティーを思い出させる。

パーフェクトストレンジャーです。
この映画は日本語のキャッチコピーが駄目だった。
たしか、「あなたはラスト○分で絶対のだまされる」という感じ。
そんなこと言われたら、展開読めるじゃん。
あぁ、こいつじゃないとか。

それ以外は面白かった。
つまり映画には問題ない。
犯人探しのサスペンスものだが、なかなか人間関係とか入ってくる。
基本的に娯楽作品なんでハラハラさせてくれるし。

主演のハル・ベリーがうまかったな。
ブルース・ウィリスもよかった。
なんかこの二人がいい感じの緊張感を持たせてくれてる。
良い作品です。

点数は65点。
大落ちは微妙だけど、ラストの終わり方の部分はかなり皮肉です。
サスペンスの終わり方にふさわしい。
それなり楽しかった。

ホテル・ルワンダです。
いやぁ、非常にメッセージ性の強い映画。
それでいて客観的な視点を忘れていない。
ものづくりをする姿としては素晴らしいです。

内容はルワンダ紛争。
アフリカではこんなことが起こっているんです。
もっと真剣に目を向けてください、あなたは何を思いますか？といった感じのテーマを感じる。

この作品はなかなか素晴らしいと思う。
何にも知らない人間なんて多くいるし、その人間が映画を見るときにこの映画を選ぶかは別として、やりきっています。

映画としても見所が多くあるし問題ない。
社会派ドラマは醜いことも多いので、お手本的な出来だと思う。

点数は66点。
何気に民族紛争とかそれ系のテーマ好きなんです。
だからこのような映画が増えていってほしいと思います。
主人公が万能超人、それ故に他の人の醜さが際立った作品です。
良いバランスの映画だと思う、なかなか凄い。

韓国のＳＦアニメです。
ワンダフルデイズ。
そしてガイナックスも関係していて20周年記念作品らしい。

そんなことより内容について。
いや、いいよ。
この作品独自の魅力といえばそんなには無いけど、平均的に良くできてる。
映像、音楽ともに高品質です。
癖は強いけど。
特に映像はがんばって作ってたみたいでなんとも。

シナリオもまぁまぁ。
良い話かどうかと聞かれれば、良くも悪くも無い。
主人公が好きなことをしただけ。
だけど、主観的正義をみるのは別に嫌いじゃないし。
なんというか、もう少し多面的に良し悪しを述べるパートがあってもよかったんでは？

まぁ、良いアニメなんてそんなに無いからこの作品は上出来。
ＳＦって楽しいなぁ。